2022/08/26
やけどをした時のホームケア
子どもがやけどをした時には、すぐに冷やすことが重要です。
流水で10~30分
- やけどをした部位を最低10分、できれば30分冷やしましょう。
- 水の勢い(水圧)は強くしない。
服の上から直接流水
- 服の上から熱湯などがかかった場合、服の上から流水などで冷やす。
- 無理に服を脱がせると皮膚がはがれるため、注意が必要です。
耳や目などは冷たいタオルで
- 流水が当てられない耳や目などは、氷や保冷剤を包んだ冷たいタオルで冷やす。
水泡(水ぶくれ)は破らない
- 水ぶくれは触ったり破かないようにガーゼなどで保護して受診しましょう。
受診の目安
救急車 |
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すぐに受診! |
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診療時間内に受診 |
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けがによる出血時のホームケア
けがによる出血があった時には、洗浄と止血が重要です。
水道などの流水で傷を十分に洗う
- 洗った後も残った泥や砂をできるだけ取り除きます。
- 砂などが残ると、治った後も青あざのように跡が残ってしまうことがあります。
出血が止まらない場合、清潔なガーゼなどで傷を直接押す
- 縛ったりしない(圧迫止血法)
※傷そのものを直接圧迫します。
傷が隠れる大きさの創傷被覆材・絆創膏で覆う
- 創傷被覆材や透明フィルム、ハイドロコロイド薬剤など、様々なものが市販されています。
(キズパワーパッド、カットバンモイストなど)
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頭をぶつけた時のホームケア
子どもが頭をぶつけた時には、意識を観察することが重要です。
- 打ったところに大きな傷がなければ、受傷直後から冷やすようにしましょう。
- 24時間は、子どもの様子に変化がないか注意して観察しましょう。
眠っているかわからなければ、起こして意識の確認をしてください。 - 受傷後は、長時間の外出は避け、自宅でゆっくり過ごしましょう。
- 頭を打った日は入浴や頭を温める行為は避けましょう。
事故の予防ポイント
- はいはいや、つかまり立ち、一人歩きをはじめたら階段にはガードをするなどしましょう。
- 自動車に乗るとき
必ずチャイルドシート、ジュニアシートを装着し後部座席に乗せましょう。 - 自転車やキックボードに乗るとき
必ずヘルメットを装着するよう習慣づけましょう。
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