もりのぶ小児科|新宿区西五軒町の小児科

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子どもが発熱した時のホームケア

水分補給を心がけましょう

熱がある時には水分が失われやすいので、お茶や果汁、経口補水液などをこまめにあげましょう。

 

食事やミルク・母乳について

食事やミルク・母乳は欲しがらない場合には無理に与えなくてもよいでしょう。子どものペースであげましょう。

 

からだを温めるときと冷やすとき

熱の上がり始めは、手足が冷たくなったり、ふるえて顔色が悪くなることがあります。

このような時には温めてあげましょう。

 

熱が上がりきると、からだも手足も熱くなり、頬が赤くなります。

このような時は冷やしてあげましょう。

頭や足の付け根や、脇の下を冷やしてあげましょう。衣服や布団は薄着にして、熱が逃げるようにしましょう。

 

お部屋を過ごしやすい環境にしましょう

室温の目安は、冬場:18~20℃、夏場:25~28℃

 

保清をしてあげましょう

汗をかいたら、温かいタオルで体を拭いてあげましょう。

肌着を変えてあげることも大切です。

体力のある時は、入浴・シャワーをしてあげると、ゆっくりと寝れます。

 

解熱剤の使用について

解熱剤は高熱でうなされて眠れないときや水分が摂れないとき、ぐずついて寝れないときなどには医師に指示された量と回数を守り使用しましょう。

痛み止めとしても使用できます。

 

こんな時は早めの受診を!

 

  • 月齢の低いお子様(生後0~3か月)
    症状も変化しやすいので、ほかの症状がなくてもとにかく早く受診しましょう。

  • 脱水症状のある場合
    水分を受け付けない、おしっこが少ない、目が落ちくぼんでいる、ぐったりしている時。

  • 熱のほかにも症状がひどい場合
    ・嘔吐や下痢の回数が多く、ぐったりしている時。
    ・意識が朦朧としてはっきりしない時。
    ・呼吸が苦しそう、顔色が優れない時。
    ・機嫌が悪く激しく泣く時、あやしても泣き止まない時。